こんにちは!
今回は、ワイニーな味わいのコーヒーの紹介をしたいと思います。
ワイニーってなに?
ワイニーとは、ワインの様なという意味です。
そもそも、コーヒーなのになぜワインのような味わいになるの?
って初めて聞く方は思うのではないでしょうか^^
◆どんな香りや味の事を言うの?
私はコーヒー豆の種類がワインの様な香りがする品種があるものだと思ってました。
でも、元来はそのような豆を指していたようです。
ですが、最近はナチュラル製法という方法で精製し、ワイン風味をもたせたものを言うそうです。
実際には、なんと言っても鼻から脳天に抜ける酸味と芳醇な香りが鮮烈です。
フルーティな爽やかな香りとワインのように深いボディと、甘味はすっきりめなのが特徴ですね。
アルコールはもちろん入っていないですが、香りに酔うと言っても過言ではないぐらい豊かで上品さのあるコーヒーです^^
少し興味が沸いてきましたでしょうか?(笑)
ワイニーなコーヒーはどんな風にできるの?
どのようにしてワイニーなコーヒーが出来るのでしょうか?
と言うところが興味深いですよね。^^
コーヒーノキから果実(コーヒーチェリー)を摘み、生豆にする工程を精製というのですが、この工程がいくつか種類があります。
・ウォッシュド…コーヒーチェリーを水に浸けてから果肉を除去しミュシレージ(豆の薄皮周りの粘液質)を発酵槽で分解・除去して乾燥させる。
・ナチュラル…コーヒーチェリーを乾燥し果肉とパーチメント(豆の薄皮)を一度で脱穀する。
・ハニー…機械で果肉を除去したあとにミュシレージを一定量除去してから乾燥させる。
・スマトラ式…コーヒーチェリーの果実を除去・洗浄したあと、通常は水分量が12%前後程度になるまで乾燥されてから脱穀するところを、40~50%程度のところで脱穀する。
ワイニーコーヒーの製法は、ナチュラル製法という方法で精製されています。
この製法の特長は、果実・果皮・豆の薄皮周りの粘液質が残した状態で乾燥させて、一旦寝かせる、そして脱穀します。
すると独特の甘味や風味が出てきます。
ここまでは、通常のナチュラル製法と同じです。
では、何が異なるのか?それは収穫する果実にあるのです^^
完熟果実のみを使うということが大きな特徴です!
果実は始めは緑色で熟すと赤色に変化していくのですが、収穫する時真っ赤な完熟した果実のみを摘み取るので、培った熟練の技が必要です。

乾燥させる時も、果実は熟していくので傷まないようにきめ細やかなしっかりした管理が必要なのでこれもまた職人技が必要なのです♪
レベルの高い工程の為、一部の産地でしか取り入れられていない方法で、流通量もまだまだ少ない状況のようです。
この一連をワイニープロセスと呼ぶこともあります^^
私のおススメのワイニーコーヒー豆
コーヒーがただただ好き、でもそんなに詳しくもなくて自家焙煎ショップや、専門店にはちょっと入りずらいっていう方も多いのではないでしょうか。
始めは私もそうでした(笑)
気軽にちょっぴり個性派を楽しみたい方におススメするのは、タリーズのモカジャバです!


生豆生産国:インドネシア・エチオピア
200g:1080円(税込み)
すっきり:★★★☆☆
甘味:★★☆☆☆
コク:★★★☆☆
酸味:★★☆☆☆
エチオピアモカの華やかなアロマと、深いボディやワイニーな口あたりをお楽しみいただけます、との事で楽しみにして飲んでみました。
豆の袋を開けると一気に酔いそうなほどフルーティさとスパイシーさの香りが初めに感じました!
味は、思ったよりも酸味が少なく甘味がほんのり、そしてモカには珍しいコク味があってミルクもこれなら合いますし、とてもユニークな風味で美味しいです^^
ワイニーなコーヒーは芳醇な香りが特徴的でフルーティな香りがあるので、ベリー系のケーキやお菓子やチョコレート、またフルーツサンドなどにぴったりだと思います。
モカジャバのモカはエチオピアのモカ、ジャバはインドネシアのジャバアラビアカという品種のブレンドです。
モカの方は、柔らかい酸味と爽やかな香りがあるのが特徴、ジャバは柔らかな舌触りに豊かなコクと後味にスパイシーさがくるのが特徴なので、良いとこ取りなブレンドですね!(笑)

まとめ
・ワイニーコーヒーとは、ワインのような芳醇な香りがするコーヒーのこと。
・完熟果実のみを摘み取りナチュラル製法で精製されてから、出荷される。
・完熟果実は、既に熟している分、傷みやすいが時間をかけて乾燥させるため風味や独特な甘味が出てワインのような芳醇な香りがするコーヒーとなる。
・上品な酸味と芳醇な香りが鮮烈で、すっきりした味わいが特徴。
・私のおススメは、ドトールのモカジャバです^^
ワイニーコーヒーは個性的ですが、一度飲むと忘れられなくなるほどクセになります。
ぜひ楽しんで頂けると嬉しいです!


