こんにちは!
今回はペーパードリップで美味しいアイスコーヒーを作る方法をまとめてみました♪
準備する道具と美味しく淹れるポイント

普段ハンドドリップでコーヒーを入れているのならぜひぜひアイスコーヒーにもチャレンジしてみましょう!
用意するもの
・ペーパーフィルター・ドリッパー・サーバー・細口ドリップポット
・メジャースプーン・グラス・氷
ポイントさえ押さえればカフェのような本格的なアイスコーヒーが自宅で楽しめます。
それは、濃いめのコーヒーを作って氷で冷やす!
シンプルにこれだけなんです(笑)
それでは詳しく解説していきますね(^^)
豆の焙煎度と粒度(りゅうど)を選ぶ

冷たくしてもコクのある味わいが出せるように、ホットコーヒーを淹れる時よりも焙煎度が深めのコーヒーを選ぶと良いです^^
焙煎度合いで言うと「フルシティロースト」になります
焙煎とは、生豆(薄緑色)を水分をとばしながら高熱を加える事をいいます。
コーヒーの生豆はそのままでは苦みがあって飲むことはできません。
煎って加熱することによってあの独特な色や風味が生まれます。
この煎り方の指標を焙煎度合いと言っています。
豆の焙煎具合(ロースト)は、浅煎りから深煎りまで実は8段階にも分かれています。
ここでおススメの深煎りは、度合いだけでもフルシティロースト・フレンチロースト・イタリアンローストの3段階に分かれています。
浅煎りは酸味の方が強く味わえて苦味が少ないですが、深煎りに段階が移っていくごとに苦みの方が強くなっていき、さらに芳香という香ばしさも増してきます。
そして、粒度とは豆の細かさの事ですが、極細挽き~粗挽きまで一般的には五段階に分かれています。
ここでは、中挽きと細挽きの中間の中細挽きをおススメします。
中細挽きの粒は細かくてグラニュー糖ぐらいの大きさになります。
成分の溶け出しが早めなので濃厚な味わいのコーヒーを淹れて楽しむ時に向いています。
深煎り豆は酸味が弱く苦みがしっかりしています。
でもここで苦いのは苦手だなぁって思わないで下さいね~
人は、ホットとアイスでは味の感じ方が違うのです。
冷たいと酸味を強く感じる傾向があるんです。
ですので、やや苦いのでは?と思わないでもちょうど良く口の中では酸味とのバランスがとれるというわけです。
慣れてきたら、これを踏まえて豆選びや、焙煎度・挽き具合などを調整していって下さいね。
豆の量と抽出
ホットを作るときよりも、コーヒーの粉は多めにしましょう!
ホットの場合は豆10gで一杯を入れますが、アイスの場合は12~13gにしましょう。
すり切れよりも少し多いぐらいで大丈夫です。
氷が溶けて薄まることを考えて、初めから濃いコーヒーになるように抽出します。
そしてお湯はホットの時よりやや少なめにして下さい。
適量は140ml程度で、抽出していきます。
①ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、適量のコーヒー粉を入れる。
②お湯90℃~95℃をコーヒー粉の真ん中からのの字を書くように三回に分けて注ぐ。
一回目の注ぐ湯は、蒸らし用です。(サーバーに数滴落ちる程度)
③20~30秒程度蒸らす。
粉が膨らんでくるので、お湯を注ぐの一旦止めます。
⑥真ん中が少しくぼんで来たら、二回目・三回目と注ぎます。
※粉の表面に出る“泡”は「アク」で雑味の元です。
最後の一滴まで入れたい気持ちがついつい出てしまいますが、素早くドリッパーは外すようにしてください。
分量のコーヒーが入ったら、すぐにドリッパーを外せば、すっきりとした味わいのコーヒーになります。
氷を入れたグラスに注ぐ
濃いめのコーヒー液ができたら熱いうちに、フチまでいっぱいに氷をいれたグラスへ一気に注ぎます。
そしてさらに急冷を加速させるために、マドラーでくるくると混ぜて下さい。
時間をかけて温度を下げるというのは、味は変わらないんですが、コーヒーがやや濁ってしまう時があるんですね。
そして急冷することのメリットはコーヒーの風味がより凝縮されるからなんです!
飲んだ時の香りや風味がすごーく豊かになります。
自分の為用ならここまででもOKです!
ここでまたひと手間加えてほしい事があります!
お客様や、職場の上司といった目上の方など自分以外に作る場合は、急冷用とは別の氷を用意しておくことです!
急冷する時に、氷の溶け方って不ぞろいになったりするんですよね。
そこで、見た目がキレイな方がいいなあって思うので、急冷用とは別の氷も用意しておきましょう。
単純に冷えたら一旦取り出して新たにまたゆっくりと氷を落としてもらえれば良いです(*^^*)
できる人になるには、こんな心がけもできるといいかもしれません(笑)

まとめ
濃いめのコーヒーを作って氷で急冷する!
①豆は、深煎り(フルシティロースト)を選ぶ。
②豆の粒度は、中細挽きを選ぶ。
③お湯90℃~95℃をコーヒー粉の真ん中からのの字を書くように三回に分けて注ぐ。
一回目は蒸らし20~30秒を待つ。
④フチまでいっぱいに氷をいれたグラスへ一気に注ぎマドラーでグルグル混ぜる。
⑤来客用なら別の氷に入れ替える。
以上、ドリップでアイスコーヒーを美味しく入れる方法のご紹介でした。

